おかげさまで、今年度、日本板硝子は自動車メーカーおよびハウスメーカー各社様より、当社製品の品質に関して名誉ある賞を多数いただくことができました。こうしたことは当社の「モノづくり」をご評価いただけた結果であり、従業員全員の誇りでもあります。
私は品質管理の関係者などによく「社長にはプライスダウンは出来るが、品質改善は全社員のマインドが同じ方向を向いていないと出来ない」と話します。それには第一にフェアな待遇や十分な教育環境といったことも必要ですが、私はそれだけではないと思います。たとえば品質改善を繰り返し、確かなモノづくりを続け、そのことによって社会全体の信頼を得て企業を発展させていくという、まさに当社の理念にあるように、モノづくりを通して「従業員が会社や製品に誇りを持つ」ということも大切なのではないかと考えます。
「品質にこだわり」「お客様をはじめ株主・取引先からも喜ばれ」「従業員にも喜ばれて」「環境保全や社会に貢献する」日本板硝子ならではのモノづくり。共通の「精神」を持つ世界の社員が加わって、この姿勢はこれからますます強固なものとなることでしょう。私どもは「統合」のエネルギーをバネに、組織が大きくなればそれだけ社会的な責任も増すことを認識し、CSRの一層の向上に向けて真摯な取り組みを続けてまいります。
*千秋の父親が社長を務める日本板硝子のHPより