●ピルキントン社との統合について
日本板硝子は英国時間2006年6月16日、英国ピルキントン社の買収手続きを完了し、当社の子会社としました。この買収により、当社グループは従業員総数約3万6000名、総売上高約8,170億円*のグローバル企業となりました。なかでも世界27カ国に生産拠点を、130カ国に販売拠点を持つことになる板ガラス分野は世界シェアトップクラスとなります。
私どもでは、今回の買収の精神は「統合」であると考えています。双方の強みを活かしてシナジー効果を生み出し、名実ともに世界ナンバーワン企業となるという「共通の目的」を果たすための統合です。当社とピルキントン社はここ十数年、とくに自動車用ガラス部門における共同事業を通じて人的・技術的交流が進み、信頼関係を深める中で、互いの企業風土に共通点を見出してきました。今回の買収は、こうした相互理解の上で、「より大きく、より良く」なるためにお互いがベストの選択をしたものです。
*ピルキントン社を12ヵ月間連結処理した仮定での2006年度見込み
*千秋の父親が社長を務める日本板硝子HPより
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